アリス九號. - Alpha
こんばんは。
さて、今回はアリス九號.です。
DIR EN GREYを除けば、当ブログ初のヴィジュアル系バンドですね。
日本のヴィジュアル系の歴史を辿っていくのはさすがに内容が濃すぎるので割愛しますが、アリス九號.といえば2000年代のV系シーンをけん引してきたバンドのひとつ。
現在は商標の関係などで「A9」という名前で活動中です。
聴くのは2ndフルの「Alpha」。
Allmusicで星3.5と割かし高評価なので期待してもいいのかな?
とりあえずいきましょー!
トラックリスト
#1 ZERO
#2 cosmic world
#3 蒼い鳥
#4 JEWELS
#5 9th Revolver
#6 -Dice-
#7 NUMBER SIX.
#8 虹彩
#9 WHITE PRAYER
#10 イレイザー
#11 ブループラネット
#12 Cradle to [Alpha]
シャッフルビートでノリよく幕開け。
全体的にポップでさわやかな曲調や歌詞でノリやすいです。シンセなども効果的に鳴らしていますね。
V系というとヘヴィなイメージを持つ人も多いみたいですが、アリス九號.はヴォーカルスタイルと見た目こそヴィジュアル系であるものの、楽曲はオーソドックスなポップネスをしっかりと押さえており聴きやすい。
#6ではそこそこハードなナンバーを披露していたりもしますが、こちらはバンギャがヘドバンをしている姿が想像できます。
ファンと楽しむライヴを強く意識しているようで、曲の明るさとノリやすさはそれゆえでしょう。
2018年頃からはもはや楽器を演奏せず踊っているらしい。バンドとしてどうなのかという感じはしますが、楽しければいいよね。
演奏技術はあまり押し出すタイプではないようで、目立ったアレンジや難解なソロはありません。
ロック好きには若干敬遠されそうな感じはしますが、ライヴ大好きバンギャさん達やポップス好きには普通にウケそう。
「すげーよかった!」というほどでもないですが、聴きやすくて決して低い完成度ではないので、「普通にいいね、全然悪くないよ」という感じの作品でした。
ヴィジュアル系の中でもDIR EN GREYは非常に世界観が重厚で、「芸術作品とはこういうものだ」というのを突きつけられるような感じですが、もっとライトに音楽を感じるのもたまにはいいよな、とも思います。
ヴィジュアル系もいろいろ。
何にしてもそうですが、一括りにして語ってしまうのは短絡的だしもったいない。
そんな感じでCDレビューをしているといろいろなことを学べます。
音楽ってすごいなあ~~~~~(ダメ)
まあでも最近すこしずつはてなスターもらえたり、地味に読者がついていたり、やっててよかったなあとは思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
おわり