AION - Human Griefman
ハロー11月。
ということで、ほとんどレビューできないまま10月を終えてしまいました。
11月はもうちょっとやりたい。
今回はAIONという日本のヘヴィメタルバンド。
マイナーではあるけれども、1980年代のメタルブームを支え、今もなお活動しつづけているベテランバンドのひとつです。
20周年記念の際は屍忌蛇やAnchang、淳士などなど…豪華ゲストを呼んでイベントを行ったりしたそう。
(なんとTourbillonはコレがきっかけでもあるみたい。)
アルバムは1986年に再始動して初のアルバム「Human Griefman」。
初のジャパメタレビュー、頑張るぞー!
トラックリスト
#1 Think Ever After
#2 Care Killed The Cat
#3 Feel Miserable
#4 Crazy Smile
#5 Jack
#6 Amnesia
#7 Human Griefman
#8 Peter (Guitar Solo)
#9 Grow More Serious
#10 Justice For Die
#1からメタル好きならたまらんスピード感満載のイカシたリフ。この時点でこのアルバムの完成度が高いことが伺える。
続く#2以降も納得のスピードチューン。
ビートやスピード感、リフの雰囲気などは、Megadethを思わせる正統派スラッシュメタルです。
ただし歌詞はほぼほぼ日本語でスラッシュメタルにしてはわかりやすい笑
テンポチェンジもちょこちょこ取り入れられており、その辺はMegadethのHoly Warsっぽいし結構影響受けてるのかな。
そしてどの曲もバスドラムがドシドシきて前ノリで引っ張ってってくれるし、ギターはしっかりヘヴィに歪んでるし、ベースも低音を支えつつ抜けてきて聴いていてかなり気持ちいい。
もちろんヴォーカルも吐き捨てるようなスタイルながらもメロディアスな部分はしっかりと決めてくる。
スラッシュメタル系統でここまでしっかりした演奏を聴かせてくれるバンドが日本にいるとは。
(もちろんUnitedとかOUTRAGEは文句なしなんだけどね。)
#6は地味にMötley Crüeのオマージュ???
(似てるだけかな…)
どれもスラッシュ好きには納得のナンバーなんだけど、一番のオススメはやっぱり表題曲の#7。
多分このアルバム最速で、テンポチェンジあり、Slayer顔負けの暴れるギターソロに、まさかのアコギソロまで入ってくるニクイ演出まで。
スラッシュ好きが求めているすべての要素が詰まった渾身のキラーナンバー。
もともと32分という短いアルバムではありますが、ガンガン突き進んでいくもんだから、断然もっと短く感じられました。
日本ってスラッシュメタルバンド(というかメタルバンド自体)少ないですが、こんないいバンドがいたとは…
つーか、Agent Steelの時も思ったけど、
スラッシュメタルサイコー!!!!!!!!!
ブラックメタルが正義で、ハードロックが正義の味方だとしたら、スラッシュメタルは「正しさ」だと思います。(?)
スラッシュメタル好きには全力でオススメしたいアルバム。
「日本のメタルはちょっと…」という人も(そんな人いるのか…?)、一聴の価値あり!です。
そういえば最近結構このブログのアクセス解析よく見てるんですが、ブログを上げた日でもないのにアクセス数伸びてる時あって地味に嬉しい。
(といっても30PVとかだけど。)
ちなみにDir en greyのVulgarが一番見られてて、Google先生で検索するとなんと1ページ目に表示される模様。
みんなディル大好きだな~~。
みんなもっと見てくれ~~(承認欲求おばけ)。
おわり。