Ahab - The Call Of The Wretched Sea
おはようございます。
今回はドイツのフューネラルドゥームメタルバンド、
Ahab
です。
もはや誰得レビュー。
個人的にはこの「フューネラルドゥーム」というBlack Sabbathを極限まで闇落ちさせたこのジャンルは割と好みなので期待大きめ。
このジャンルの中では結構有名なバンドかな?Wikipediaもあるし…
聴くのはファーストアルバム「The Call Of The Wretched Sea」。
それではいきましょー!
トラックリスト
#1 Below The Sun
#2 The Pacific
#3 Old Thunder
#4 Of The Monstrous Pictures Of Whales
#5 The Sermon
#6 The Hunt
#7 Ahab's Oath
まず最初に特筆すべきは、7曲で1時間超えという重さ加減。
ほとんどの曲が10分超えです。
こういうのばっか聴いてるからダメなのか…
そして何か悪いことでも起こりそうなふわふわ不気味なイントロからドーーーーンと暗い重低音が飛び込んでくる。
超絶期待通りの分厚くてダークなギターの歪み、ほぼ全編グロウル/ガテラルのグロウルのヴォーカル、そしてドゥームメタルならではの低テンポで展開するサウンドです。
バスドラムを踏んでからスネアが叩かれるまでが遅い遅い。
また、浮遊感のあるシンセも不気味さをより増長させます。
でもこのどす黒いサウンドの中に一筋の光を射すようなメロディアスなサウンドも組み込んでいてハッとさせてきたりもする。
というか調べたらなんとMidnattsolのメンバーが始めたバンドとのこと。
ビートからヴォーカルスタイルからなにもかも真逆の音楽性なのによくもまあ、こんな完成度の高いものを作れるな…
(ちゃんとMidnattsolのVo.の人がこのバンドでもVo.とってます。振り幅凄すぎるだろ…)
ジャケットは何かと思ったら、#4の直訳が「クジラの怪物の写真(絵)」とのことでコレかな?
アルバムタイトルも「惨めな海の呼び声」なので、クジラの怪物のいる海がコンセプトなのかも。
速いだけがヘドバンじゃない!と思いながら頭振ってしまったので、是非ライヴ観たい!日本に来てくれ!
All Musicで☆4つというこのジャンルにしてはかなり高評価のよう。基本的にドゥームメタル周りのジャンルのギターサウンドが大好きなんで、個人的にもかなり好みです!
…が「コレいいよ~」とオススメできる作品ではないので、フューネラルドゥームに興味のある方だけ聴いてください。(いない)
最近また「聴く」ことの大切さに気づいたりしたので、もうちょっとレビューのペース早めような!
10月最低あと3枚はやりたい。
もうちょっと大衆向けなのでPVアップを狙いたい。
無理だと思うけど。
おわり