All That Remains - For We Are Many
こんにちは。
さて、今回はメタルコア代表バンドのひとつ、
All That Remains
です。
過去にKillswitch Engageの記事も書きましたが、このATRも彼らと並んでメタルコア界を牽引する重要なバンドです。
聴くのは5作目「For We Are Many」。
2nd以降、KsEのAdamがプロデューサーを務めていますが、こちらもAdamプロデュース作品です。
キャリアも成熟してきた頃の作品だし、少し期待度高めでいきましょー!
トラックリスト
#1 Now Let Them Tremble...
#2 For We Are Many
#3 The Last Time
#4 Some Of The People, All Of The Time
#5 Won't Go Quietly
#6 Aggressive Opposition
#7 From The Outside
#8 Dead Wrong
#9 Faithless
#10 Hold On
#11 Keepers Of Fellow Man
#12 The Waiting One
#1からもうブレイクダウン全開でブチ上げ。
そのまま#2へとなだれ込み、リスナーを分かってんな~。
いちいちリフがカッコよくて、しかもそれが一曲の中でひとつやふたつじゃない。
コレは唸らされますね…
メロディアスさも持ち合わせており、メロデス的アプローチも感じます。
ほぼすべてにギターソロ入ってるのも聴きどころですね。ソロパートはある種トラディショナルなHR/HMも感じさせます。
とにかく全体的にかなりギターパートに力を入れているよう。
Vo.のPhilip Labonteはアグレッシヴな咆哮はもちろんのこと、クリーンヴォーカルもかなり多く、楽曲に幅を持たせます。
#4なんかはラストのスラミングパートではえげつないグロウル、サビではクリーンが聴けるのでオススメ。
ドラムが前ノリ過ぎず、突っ走らないのもポイント。
ツービート部分では疾走感を持たせるようなドラミングであるものの、基本的にタメがキレイで、ギターリフやヴォーカルを際立たせたり、ブレイクダウンをよりヘヴィに感じさせるのに一役買っています。
歪みや音域、シャウト・グロウルパートはかなりハードコアですが、リフやメロディ部分のキャッチーさが、聴きやすさを演出しています。
メタルコア界隈では大御所でありながら、2010年の作品ということもあり、キャッチーさとハードコアを兼ね備えた現代的な作品に仕上がっています。
5つ目の作品ということもあり、バンドとして新たなステージへ突入した、というところでしょうか。
安定的な完成度のメタルコア作品が聴きたい人にはオススメです。
先日、DJ機器をクルーから拝借したんですが、普通に難しい。
そもそも持ってる曲がメタルばっかなので、向いてないんだよな。
俺もイケイケのDJになりてぇよ…
おわり
- アーティスト: All That Remains
- 出版社/メーカー: Razor & Tie
- 発売日: 2010/10/12
- メディア: CD
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