ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

Army Of Freshmen - Army Of Freshmen

こんばんは。

 

今回はアメリカのオルタナ系ポップパンク、

Army Of Freshmen

です。

 

日本での知名度はイマイチですが、1997年からノンストップで活動し続けている中堅バンドで、本国ではしっかりと人気を獲得しているようです。聴くのはバンドの名前を冠した1stアルバム「Army Of Freshmen」。アメリカンポップパンクはFTSKの「Underdog Alma Mater以来2ヵ月ぶりです。

 

 

 

Army of Freshmen

トラックリスト
#1 Spring Break
#2 On The Radio
#3 Quit That Hell Hole
#4 Bulletproof In Baggy Jeans
#5 Send For You
#6 Crush
#7 Mannequin
#8 I Love Everyone
#9 Save The World
#10 Adeline
#11 Summer's Over
#12 Light In The Sky
#13 Our Town
#14 Precious Time
#15 Here In The Fan
#16 Paradise
#17 Save The Last Dance

 

 

初っ端のイントロはキーボードのフレーズ、そしてギターが入ってきたかと思ったら、ラップ調のヴォーカルが入ってくる、なかなかこれまでには見られなかったタイプ。ベースにはポップパンクがありますがラップもあって、HansonのポップさとZebraheadのやんちゃさを掛け合わせたみたいなイメージ。

 

キーボード奏者二名を擁しているという、この手のバンドには珍しい体制もあって、#1に限らず全体的にシンセの使い方に気合が入ってます。また、浮遊感のある音色ではなく、シンセポップのようなはっきりとした明るい音色なのも特徴。ピアノも多く使用されていたり、前述のFTSKに負けないキラキラ感満載。それでいてファーストアルバムらしい、少々まだ粗削りなところも見られ、微笑ましく感じます。コレはコレでイイ。

 

もちろんシンセに頼っているというわけではなく、#6や#8などではギターの音を前に出しているロック感の強めの曲もあり、ただポップなだけではないところも見せてくれます。華やか過ぎず、それでいて寄り添うようなポップさは健在。かなり日本人好みのポップネスを持ち合わせているように思うのですが、知名度がイマイチなのはなぜなのか…ラスト前、#15ではここまでになかった少しシリアスな雰囲気のナンバーをぶち込んできたりして侮れないところも。優雅で壮大ささえ感じるメインのピアノ、シンセソロ圧巻です。個人的に一番の聴きどころはここかな。

 

2分台のナンバーがほとんどで、17曲で約43分と曲数の割に短く、駆け抜ける感じが名前の通りフレッシュさを感じさせる作品。バラードらしいバラードはなく、とにかく自分たちのできることを最大限に一気にやった、という印象。自作以降の成長にも期待したくなるバンドです。当時押し出していたら結構日本でポップス層にウケてたんじゃないかな。2000年代のロック/ポップス好きならチェックして損はないかも。

 

 

そういえばカテゴリ(レビューしたバンド一覧)を階層化してみました。以前よりは見やすく、使いやすくなった…と思っています。本当はもう一段階たたみたかったんですが…分かってはいたけども、実際に分けてみるとだいぶ色々偏ってて思わず笑ってしまったな。レビューを重ねればもうちょい均一化されると信じていますがいかに…

 

 

おわり

 

 

 

 

Mannequin

Mannequin

  • Army of Freshmen
  • ポップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes
Here In the Fan

Here In the Fan

  • Army of Freshmen
  • ポップ
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Army of Freshmen

Army of Freshmen

  • 発売日: 2001/05/30
  • メディア: MP3 ダウンロード