ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

DIR EN GREY - THE MARROW OF A BONE

ライヴ…よかった…

6/23はLUNATIC FEST 2018ということで、
1日目だけですが行ってきました。

今回初DIR EN GREYでしたが、
まさかの「VINUSHKA」聴けるという…

感動した…


と、この勢いでライヴレポしたいところですが、
全バンドをしっかり観ていないことと(オイ)、
なんだかライヴを文字に起こすのがアホらしくなったので、
 

「クソ楽しかった。クソ疲れた。以上。」


とだけ伝えておきます。


そんで今回は何をするかというと、

MARROW OF A BONE

前回までの続きですね。

DECADE前の最後のベストアルバムですが、個人的にここまでを中期としています。

そんじゃいくぞ!
 

トラックリスト
#1 CONCEIVED SORROW
#2 LIE BURIED WITH A VENGEANCE
#3 THE FATAL BELIEVER
#4 AGITATED SCEAMS OF MAGGOTS
#5 GRIEF
#6 凌辱の雨
#7 DISABLED COMPLEXES
#8 ROTTING ROOT
#9 艶かしき安息、躊躇いに微笑み
#10 THE PLEDGE
#11 REPETITION OF HATRED
#12 THE DEEPER VILENESS
#13 CLEVER SLEAZOID




#1 CONCEIVED SORROW
暗い雰囲気で始まります。
ヴォーカルは歌い上げる感じで、ピアノやアコギもフィーチャーされ、
リードトラックにしては珍しいパワーバラード。
「1曲目にコレもってくるか~」といつも驚かされますよね。


#2 LIE BURIED WITH A VENGEANCE
打って変わってハードでヘヴィなナンバー。
歌詞もかなり毒を吐くような感じ。
ヘドバンは必須です。


#3 THE FATAL BELIEVER
#2の勢いをそのまま引き継いだナンバー。
曲間もなかったし、セットで考える曲なのかな?
ギターがかなり刻んでてかっこいいです。


#4 AGITATED SCEAMS OF MAGGOTS
薫曰くDIR EN GREY史上最狂の曲」
ツービートで突っ走る部分とテンポを落としてヘヴィな部分とが分かれており、
首振りっぱなし。(今も振ってます。)
歌詞もえげつないし、歌うのはめっさ楽しいんだよな。


#5 GRIEF
このアルバム全然休ませてくれないな…
こちらも狂気的で破壊的。
全体的に感情的なヴォーカルが多いですが、
この曲では特に起伏が激しく、京の表現力の高さを感じます。


#6 凌辱の雨
少し落ち着いたミドルテンポのナンバー。
それでもヘヴィさやハードさは残っており、
ヴォーカルもクリーン・シャウトともに全体的に力強さがあります。
このアルバムは英詞が多いですが、こちらは比較的日本語が多めです。


#7 DISABLED COMPLEXES
これまでになかった雰囲気で始まりますが、
途中からシャウトが入り、いつものヘヴィなハードコアへ。
クリーンヴォーカルも激しめで力強く、「あ、いつものDirだ…」ってなります。


#8 ROTTING ROOT
こちらもそのままミドルテンポでヘヴィなナンバー。
ミドルテンポながら感情的なヴォーカルで、
ハードさがかなりありながら、クリーン部分はキレイに歌い上げていて聴きごたえあります。


#9 艶かしき安息、躊躇いに微笑み
3拍子の静かなバラード曲。
でもヴォーカルはかなり感情的で、歌詞もかなり毒々しく退廃的です。
Dirのこの手のバラードはクリーンギターの音とベースが抜けがきれいで
聴いていてとても気持ちいいです。


#10 THE PLEDGE
こちらもミドルテンポで優しめのナンバー。
このアルバムでは数少ないシャウトパートなしの曲です。
サビではかなり広い音域を披露しています。


#11 REPETITION OF HATRED
このアルバムでもトップレベルにヘヴィなナンバー。
私のお気に入りのひとつです。
タイトルの直訳は「憎悪の反復」。
このアルバムを象徴するようなタイトルです。
ハードですが、クリーンヴォーカルは力強く歌い上げていて
かなり聴きごたえのある1曲です。


#12 THE DEEPER VILENESS
#11のヘヴィさはそのままにハイテンポで畳みかけてくるハードなナンバー。
歌詞は全英詞ですが、「Fuck」「Die」などの単語が多用されており、
このアルバムの中でも特に毒々しくなっています。


#13 CLEVER SLEAZOID
このアルバムのラストナンバー。
#12の後奏から続いて始まります。
この曲も例に漏れずハードですが、サビは結構叙情的です。
京の精神状態がかなりヤバい時に作られたらしく、
ヴォーカルは感情が爆発しているような感じ。
この曲も私のお気に入りのひとつですが、聴くといつも熱くなる。
このアルバムをしっかりと締めてくれます。


前々作「Vulgar」ではどんよりした暗さが漂っていましたが、
こちらは全体的に研ぎ澄まされたハードさ・ヘヴィさという感じでした。

また、掛け合いが多く、京曰く
「今までは作品は作品として作り上げていて、
 ライブはライブとして別物と考えていたが、
 このアルバムはその両面を合体させたような作品」

なんだそう。

あと、英詞がかなり増え、ここまでのアルバムで一番ヴォーカルが感情的に感じました。

京が一番ヤバい時期だったみたいですが、それが影響しているのかもしれません。


前2枚のアルバムからの曲が3曲あったのはうれしかったですが、
そういえば、ライヴではこのアルバムからの選曲なかったな。

次また観る機会ある時はぜひ聴きたいです。


次に発売されたアルバムはDECADEですが、こちらはベスト盤なので飛ばします。

ので、次はUROBOROS

こちらもなかなか人気のアルバムではないでしょうか。

お楽しみに!


おわり。
 

 

 

THE MARROW OF A BONE

THE MARROW OF A BONE