JET ALMOND - anything goes
こんにちは。
さて、今回は日本のパンクバンド、
JET ALMOND
です。
色々なジャンルの曲をパンクアレンジでカバーしていたようですが、2枚のアルバムを出し、現在は公式HPがアクセスできなくなっているので解散したぽいな。
一応「アーモンド星から地球の音楽を征服しに来た」とか、メンバー名が「almond 〇〇号」で統一されていたりと設定も作られていたようです。
今回聴くのは1stアルバム「anything goes」。
カバーアルバムはAllisterの「Guilty Pleasures」以来かな。
いきましょー!
トラックリスト
#1 ワルキューレの騎行
#2 アルプス一万尺
#3 motto
#4 キューティーハニー
#5 20TH CENTURY BOY
#6 すいみん不足
#7 ロビンソン
#8 VILA LA VIDA
#9 おどるポンポコリン
#10 人魚
パンクというよりもハードロック調のインストで最初宇宙ぽい音もあったり、意外なスタートで興味をそそります。
#2は超有名な童謡ですが、パンクカバーがかなりマッチしています。
ここで初めてVo.19号の声がお披露目されるわけですが、パワーは弱めであまりパンキッシュではないですが、キュートで緩い感じでコレはコレで悪くない。
#3は日本が誇るガールズバンドJAMの20thシングル。ガールズバンドなら欠かせないカバーですね。
もともとパンキッシュな原曲ですが更にスピード感を増しており、メロコアという感じ。
#4は国民的アニソン。
こちらではちょっとセクシーに歌い上げていて、音色がハードロック色が強く、ただカバーしているというわけでもないよう。
#5はみんな大好きT.Rex。
こちらはテンポはあげているものの、原曲に基づいてかなりハードロック調。
アノ印象的なイントロはあのスピード感だからこそ名フレーズになったんだな…という感じはした。
#6はコロ助。恥ずかしながら初めて聴いた。
こちらはかなり歪み強めのメロコアです。
#7は国民的バンド、スピッツ。
この曲スピード上げていいんだ…でも意外と悪くない。
元の曲がいいというのもかなり大きそうですが、このバンドの強みも十分に活かされています。
個人的に一番「そうきたか!」というのが#8。
言わずもがなColdplayの名曲ですが、タイトル見なきゃ気付かんなあコレは。
原曲の浮遊感のあるサウンドは影を潜めており、このバンドのスピード感も薄いので、選曲の意外性には驚かされましたが、ちょっと失敗作かなという感想。
#9も国民的アニソン。アニソンはやりやすいのかな。
コチラはちょっとハードロック調。最後の方、展開のアレンジがイイ感じです。
この曲だけここまでと打って変わってかなり大人っぽい歌い方になっていてちょっとドキッとしますね。
攻めのナンバーだったのかもしれません。
作品を通して、歪み強めのストレートなメロコア/ハードロックで、19号の緩いヴォーカルを貫いており、このバンドの強みみたいなのは十分に伝わる作品でした。
何より選曲が意表を突くものばかりなのも面白いですね。
カバーなので知ってる曲が前提なのもあり、25分で聴き終わるので、そこそこ手軽に聴けました。
100記事まであといくつだっけ・・・内容が雑にならないようにだけ気をつけよう。
おわり