Nirvana - Nevermind
明けましておめでとございます㊗㊗㊗
遂に2019年始まってしまいましたが、今年もいい年にしような。
さてさて、新年一発目のレビューは…
の
です!!!!!!!!!
いやはや、一発目にふさわしい、ロックの歴史で決して欠かすことのできない作品です。
1980年代からのHR/HMの流れを変えつつあったオルタナ/グランジですが完全にそれをぶちのめして一変させたこのアルバム、前置きは不要でしょう、いきます!
トラックリスト
#2 In Bloom
#3 Come As You Are
#4 Breed
#5 Lithium
#6 Polly
#7 Territorial Pissings
#8 Drain You
#9 Lounge Act
#10 Stay Away
#11 On A Plain
#12 Something In The Way / Endless, Nameless
#1はもう、ロック史における名曲を50曲選べと言われたら絶対に欠かせない名曲。イントロのフレーズはロックキッズなら誰もが憧れましたね。
#1だけじゃなくて全曲粗削りに歪んだギターにシンプルなリフと構成、歌だって別に上手くなくたって歌える。
80年代といったら、「いかに速いか」「いかに上手いか」「いかに複雑か」の競争だったわけですが、それに「NO」突きつけて、不満をぶちまけた音楽をやったわけですね。
でもそれって彼らじゃなきゃできなかった。
先日Jane's Addictionのレビューをしましたが、もちろん彼らだってこのムーヴメントをリードしてきたバンドのひとつですが、くすぶらせてきたものを爆発させたのは間違いなくこのNirvana。
(まあそもそもJane's~とは音楽性は違ってますけどね。)
当時爆発的に売れた理由は流行もあったけれども、かなりメジャー市場を意識したところもあったよう。
聴き進めてみると、確かに音楽性って粗削りでシンプル、それに尽きるのだけど。
結構キャッチーなメロディラインだったり、シンプルながらも気の利いたアレンジが散りばめられていたり、ヘヴィ過ぎずポップ過ぎない、かつエモーショナルで、抑揚があるってほどでもないけど不思議と飽きない。
結構計算された作品だったりする。
当の本人は超絶不満だったそうで、Kurt Cobainからしてみれば「お前らこういうのが好きなんだろ?」みたいな感じだったのかも。
そしたら思ったより売れちゃって当時のティーンからは「Nirvanaは俺たちの味方だ!」なんつってもてはやされて。
でもロックスターってそんなもんなんですかね。
芸術って鑑賞した人の解釈がそれぞれみんな異なるものだからしょうがないし。
でもその反抗心こそがグランジのあるべき姿だし、そもそもロックで反抗・反体制の音楽だし。(俺的には。)
Kurtの思惑が何であるにしろ、多くの人に響いた事実はあって、それが音楽の魅力よね。
難しいことはしないで、とりあえず歪ませて、叫んで、バーッてやる。(実際あっという間に聴き終わる。)
音楽性、売れちゃった事実、バンドの未来、全部がロック過ぎるアルバムです。
もうコレ、レビューじゃなくて俺がロックの話しただけじゃん。
お付き合いありがとうございました。
おわり。