ヌンチャク - ヌンチャクラ
こんばんは。
さて今回は日本のハードコア代表のひとつ、
ヌンチャク
です。
ハードコアにヒップホップをフィーチャし、独自の世界観をもつ歌詞で日本のハードコア界を駆け抜けた伝説のバンド。
「飽きたから」ということで1998年に解散してしまいましたが、Vo.の向達郎は現在kamomekamomeというバンドで活動中です。
元祖マキシマム ザ ホルモンとも言われ、彼らもアツいフォロワーとして有名ですね。
聴くのはセカンドアルバム「ヌンチャクラ」。
実はホルモンを聴きまくっていた時代があった私なので期待大です。
ちなみにカラオケでもよく歌います。
それではいきましょー!
トラックリスト
#1 めおとチック
#2 唄ってマスラオ
#3 マラダイス
#4 気くばり大将
#5 ヌンチャクラ
#6 はけ口ドール
#7 アナタBOMB ワタシ爆死
#8 デンパガール
#9 くじゃく王'96
ヘヴィなリフとツービート、そしてベースのスラップ、ヒップホップ風の歌とエモシャウトに掛け合い。
この感じ久しぶりや~!
とにかく勢い、勢い!でバンバン進んでいき、曲長もほとんど1~2分台というハードコアぶり。アルバムの長さは約18分。さすが。
ギターの歪みは強め、結構重ねてるので厚みはバッチリ、ドラムもかなり手数が多く、頭振るのが止められん。
特に#3のシンバル連打、あとタイトル曲の#5なんかずっと激アツであった。
そしてジャパニーズハードコアといえばその確かな技術による音の粒の綺麗さですが、こちらも例に漏れずです。
なんでこんなガツガツ前ノリなのに綺麗にハマってくるんだ。この辺はGAUZEの偉大さでしょうか。
タイトルいい感じですが、歌詞調べてもほとんど出てこないのか…惜しい。
まあ#6ではピー音が入っていたりするのでお察しです。
ホルモンと比較するのであれば、確実にコチラのほうがハードコア。ホルモンはヌンチャクにキャッチーなメロディを足したイメージですかね。
昨今はホルモンのフォロワーと思われるバンドも増えてきていますが、その源流がここにあるわけです。
いや~速かった。頭振ってたら終わってた。
それにしても強い。
フォロワーが増えるにつれ音が洗練されるのが音楽というものですが、確実にこのヌンチャクの音がヘヴィで締まってて強い。
そして最も暴力的。
これがルーツたるもの…
楽しませてもらいました。
腹ペコ諸君は必聴です。ルーツを辿ろう!
ホルモンといえばRADWIMPSと並んで私の青春時代を支えた音楽ですが、久しぶりに聴こうかな。
てか流行りモノを聴いていたはずなのになんでこんなことになっちまったんだろうな。
おわり…
- アーティスト: ヌンチャク,向達郎,岡田邦晴,溝口和紀
- 出版社/メーカー: HOWLING BULL Entertainmen
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: CD
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