ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

Operation Ivy - Operation Ivy

こんばんは。

 

さて、今日はスカコアというジャンルの確立に大きく貢献した

Operation Ivy

です。

 

1990年代のパンク・メロコアシーンを牽引したRancidの前身バンドとしても有名ですね。

 

 

それではいきましょー!

 

 

Operation Ivy

トラックリスト

#1 Knowledge

#2 Sound System

#3 Jaded

#4 Take Warning

#5 The Crowd

#6 Bombshell

#7 Unity

#8 Vulnerability

#9 Bankshot

#10 One Of These Days

#11 Gonna Find You

#12 Bad Town

#13 Smiling

#14 Caution

#15 Freeze Up

#16 Artificial Life

#17 Room Without A Window

#18 Big City

#19 Missionary

#20 Junkie's Runnin' Dry

#21 Here We Go Again

#22 Hoboken

#23 Yellin' In My Ear

#24 Sleep Long

#25 Healthy Body

#26 Officer

#27 I Got No

 

 

最初はかなりオーソドックスでクラシックなパンクロックナンバー。

そのまま続くかと思いきや#2ではンチャッンチャッ、とスカコア特有のビートで愉快に。

#3ではキャッチーなメロディではありながらも、ハードコアパンクを思わせる雰囲気…と、1970年頃に生まれ、数多の音楽に影響され、色々な要素を取り込みながら、たくさんの派生を生み出してきたパンクですが、それを体現するかのように、たくさんの要素を詰め込んだアルバムになっています。

 

これまでのパンクを踏襲しつつ、スカビートを取り入れて、よりパンクの世界を広げたOperation Ivy

 

Wikipediaには

「あまりにも人気が出すぎてしまった」ために、わずか3年でバンドは解散してしまう。 

なんて書かれていますが、それも納得の出来。

 

27曲で約50分というのがまたパンクっぽいですが、過去にレビューした、同時期に活躍していたAgnostic Frontと比較すると、スピード感よりもファンク感が強め。

同じように1分~2分半くらのトラックで構成されているにも関わらず、こっちのほうが長く感じる。

これが「ノリ」の違いなんだなあ。

 

もちろんスピード重視のメロコア系の曲(#6とか#24とか)もありますが、ドラムが前ノリ過ぎないところがミソなのかも。

 

解散後ドラッグに溺れながらもRancidとして復活して、いまだにパンクシーンの前線で活躍しているのだから、やっぱ本物のパンクロッカーは違うな。

 

Rancidでは(アルバムにもよりますが)比較的スピード感を押し出して、メロコア色が強めですが、それと比較するとゆっくりめで、ファンキーな感じ。

全曲ではないですがホーンも出てきます。その辺のスカが強めの曲は結構名残がありますね。

 

終始縦ノリの動きが止まらない楽しいアルバムでした。

 

久しぶりにパンクのレビューだったな。

キャッチーでファンキーでハードコアで今までやったパンクの中では一番楽しかった!

 

 

そういえば、昨今は定額音楽配信が流行ってるけど、アルバム単位、つまり作品としての聴き方離れが加速してそう。

CDという媒体にこだわりはないけど、アルバムとしての聴き方にはこだわりたい。

むしろそういう聴き方が古くなってくのかなあ…

 

まあ私は続けますが…

 

だからモテないのか。

 

 

おわり

 

 

 

 

Sound System

Sound System

  • provided courtesy of iTunes
Bombshell

Bombshell

  • provided courtesy of iTunes
Operation Ivy

Operation Ivy