ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

Sevendust - Animosity

こんばんは。

 

さて、今回はアメリカから

Sevendust

です。

 

オルタナティヴ/ニューメタルブーム期にデビューしたバンドで、同界隈の多くのバンドが消えゆく中、ほとんどメンバーチェンジもなく、現在までコンスタントに作品を発表し活動しているバンドです。日本ではあまり知名度は高くないようですが、本国では中堅バンドとして、確固たる地位を確立しているようですね。

 

聴くのはサードアルバム「Animosity」。MinistryLiving ColourFaith No Moreなどから影響を受けているらしい。

 

なんとなくイメージが掴めたところで、いきましょー!

 

 

Animosity by Sevendust (2001-11-13)

トラックリスト

#1 T.O.A.B

#2 Praise

#3 Trust

#4 Crucified

#5 Xmas Day

#6 Dead Set

#7 Shine

#8 Follow

#9 Damaged

#10 Live Again

#11 Beautiful

#12 Redefine

#13 Angel's Son

 

 

不気味なSEからブレイクダウンも交えたヘヴィなリフ。音数は多くないにも関わらず迫力があります。ヘヴィさは前述のバンドたちの影響でしょうが、ラップも多く使われており、まさにオルタナティヴ/ニューメタル。ヘヴィロックというのがわかりやすいか。

 

どのナンバーもヘヴィさや歪みに特化しており、音作りのこだわりを感じます。何よりベースが抜けてくるのが気持ちいい。逆にLajon Witherspoonの特徴的なクールかつメロディックなクリーンと、クールな中にバックで現れるエモーショナルなシャウトがアツい。

 

この作品では全メンバーがほとんど万遍なく作曲に関わっているようで、各々が一人でクレジットされている曲もあり、メンバーの好みを反映させつつ、まさにバンドの音楽性そのものを表すモノになっています。

 

#8はポストハードコアの代表格StaindのVo. Aaron Lewisがアディショナルで参加。ポストハードコアの中でもヘヴィな音楽性のバンドなので、相性はバッチリです。Lajonとのハモリパートもあり、エモい。

 

#2、#4、#5、#10、#13がシングルカットと結構シングル化されており、#10はヘヴィさもありながら、リフがイケててノリやすく、恐らく作品中で最もメロディックでそこそこお気に入り。

 

#13はSnotLynn Strait追悼の曲だそう。ここまでのヘヴィさは少し抑え目でアコギが主体のナンバーになっています。ニューメタルにおける重要なアーティストの一人だということもあり、ラストナンバーに持ってくるあたり、結構思い入れのある曲なのかもしれません。

 

ちょっと和訳は上手い具合のが見つけられませんでしたが、「クリーン」という謎のバージョンがあるのでそこそこ過激な模様。

 

印象的な作品、とまではいきませんでしたが、ヘヴィながらもメロディックで、結構ノリよく聴くことができました。ちょいハードコアなのもポイント。簡単に言うとアメリカ的な感じ。

 

既に挙げたバンド以外で、過去にレビューしたバンドだとAll Endsも遠くないかな?その辺が好きな人ならある程度楽しめる作品ではないかと思います。

 

 

実はこの作品、社会人になって多少お金に余裕ができてCDを買いあさり始めた頃に、たまたまハードオフジャケ買いしたんですが、やっと聴いてやれた…

 

そういう音源がたくさんあるので、こういう時は謎に感傷的になる。

 

他のヤツらも待ってろよ・・・!

 

 

おわり

 

 

 

Live Again

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Animosity by Sevendust (2001-11-13)

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