ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

Steve Vai - Alien Love Secrets

おっす!

8月は休みが多めなので、
どんどん聴いていくぞ!


今回はメタル界にとどまらず、ロック界の最重要ギタリストの一人、みなさんご存知…

Steve Vai

でございます。

ここまでのレビューの中で一番著名なアーティストかな?


今回レビューするのは1995年の3月21日にリリースされた(僕の誕生日の3日後!おめでとーー!!!??)Alien Love Secrets」というEP。

Steve Vaiといえば「Passion And Warfare」が有名ですが、その二つ後の作品で、かつそれ以来のインスト作品です。

それじゃ、聴いていこー!


トラックリスト
#1 Bad Horsie
#2 Juice
#3 Die To Live
#4 The Boy From Seattle
#5 Ya-Yo Gakk
#6 Kill The Guy With The Ball / The God Eaters
#7 Tender Surrender
#8 San-San-Nana-Byoushi



#1 Bad Horsie
ヘヴィなギターリフで幕開けです。
「Passion~」ではキーボードなのか、多彩な音で奥深い世界観が使われていましたが、それとは対照的なぐっとシンプルにヘヴィで力強い曲です。
もちろんテクニカルなフレーズもあり、とてもVaiらしい曲ではないでしょうか?
このアルバムの期待感が高まります。


#2 Juice
スウィング調の縦ノリナンバー。
前曲から一気にノリを変え、ライトでハイテンポです。
また、こちらもシンプルなロックナンバー。
速弾きもガンガンですげー楽しい。弾けたら楽しいだろうな~。
最後はVaiの声かな?


#3 Die To Live
ミドルテンポの少し落ち着いたナンバー。
タイトルが深い…「生きるために死ぬ」?
この曲は途中キーボードもほんのり入ってきますが、やはりギターがメイン。
叙情的とも言える気持ちいギターがリードします。


#4 The Boy From Seattle
ここまで力強い歪みがメインでしたが、こちらはクリーントーンでリードしていくナンバー。
HR/HMに分類されがちなSteve Vaiですが、歪みの強い音だけでなく、さっぱりしたクリーントーンも特徴のひとつですよね。
かつ後半は歪みがメインとなりリードしていくので、Vaiの二面性が楽しめる曲です。


#5 Ya-Yo Gakk
#1のヘヴィさが再来!
前曲と打って変わってヘヴィメタルインスト。
Vaiの長男の声がサンプリングされています。
タイトルのフレーズは子供をあやすときの言葉なのかな?
その声をギターで追っかけてるのがなんとも微笑ましい笑
ノリがGunsっぽい笑


#6 Kill The Guy With The Ball / The God Eaters
バスドラムの高速連打で始まるアグレッシヴなナンバー。
スピード感満載でギターもかなりテクニカル、変拍子なんかもあって、シンプルにまとまるかと思ったこのアルバムの中で、最もハードでテクニカルでプログレッシヴな曲です。
タイトルから分かる通り2部構成になっており、ラスト2分弱は幻想的なキーボードもフィーチャーされ、「Passion~」を想起させます。
7分なのにすげー短く感じられた…


#7 Tender Surrender
オリジナル盤ではラストトラック。
いつもの通り7曲目なので、バラード調です。
クリーンと歪みが半々くらいで使われています。
歪みのところは一音一音力強くて、Vaiが気持ちよさそうに弾いてるところが見える見える…


#8 San-San-Nana-Byoushi
日本盤ボーナストラック。
最初の「いちにーさん…」はVaiかな?笑
もちろん曲の途中に三三七拍子が手拍子で入ります。
Vaiらしい雰囲気だけど、メロディが日本を意識している感じする。
日本盤のために作ってくれたのだろうか??
だとしたら嬉しい限りですね。



次作「Fire Garden」の制作を小休止して作られた、とのことで、「Passion~」と比較してもかなりプログレ感は薄く、シンプルなロックでした。

休憩というか息抜きみたいな感じでの制作だったのでしょうか?
なんとなく全体的にVaiが楽しそうに弾いてるイメージが浮かびました。

EPということもありかなり聴きやすい作品で、
ロックインスト聴いてみたい!」という人にはかなりオススメしたい。
(「Passion~」とか「Fire Garden」はハードル高いしね…)

当初全曲書くつもりはなかったんですが、#1のリフでやられてついつい…

個人的には結構気に入った作品のひとつとなりました。



ん~もう10作品以上はレビューやったけど、俺のレビューどーなんだろ?

このレビューをレビューしてくれる人いないかな…

ま、とりあえずは好きなようにこれからも書いていこー。


おわり。
 

 

 

Bad Horsie

Bad Horsie

  • provided courtesy of iTunes
エイリアン・ラヴ・シークレッツ

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