The Agonist - Eye Of Providence
ども~。
今回はカナダのメタルコア/メロディックデスメタルバンド、
The Agonist
です。
初代ヴォーカルがArch Enemyに移籍したAlissa White-Gluzというのは有名な話。
Arch Enemyに通じるアグレッシヴさもありながら、クリーンヴォーカルも駆使したエクストリームメタルなので、その辺好きな人にはなかなか人気かと思います。
今回聴くのはAlissa移籍後初のアルバム(このバンドの通算では4枚目)「Eye Of Providence」。
新ヴォーカルにはVicky Psarakisというこれまたアグレッシヴな女性ヴォーカリストが加わっています。
過去少なくともふたつのバンドでヴォーカルを務めているようですが、この手のバンドだったのかな?
とりあえず聴いていこー!
トラックリスト
#1 Gates Of Horn And Ivory
#2 My Witness, Your Victim
#3 Danse Macabre
#4 I Endeavor
#5 Faceless Messenger
#6 Perpetual Notion
#7 A Necessary Evil
#8 Architects Hallucinate
#9 Disconnect Me
#10 The Perfect Emodiment
#11 A Gentle Disease
#12 Follow The Crossed Line
#13 As Above, So Below
#14 Disconnect Me (Single Version)
#15 Perpetual Notion (Single Version)
ギターがかなりメロディアスですが、#1からアグレッシヴなブレイクダウンでいいね~って感じです。
どの曲もエクストリームではありますが複雑すぎず、サビはクリーンヴォーカルでメロディアスに。
今流行りと言えば、そんな感じの、でも確実な実力が感じられる楽曲です。
歌ものとまでは言わずともヴォーカルを際立たせるバンドかなとは思いますが、インストで聴いてもなかなか楽しめそう。
VickyとAlissaとの比較をするなら、パワーは劣るかなというところですが、(てかグロウル、シャウトパートのアグレッシヴさはAlissaすご過ぎる…)丁寧さがあり、バッキングにもうまく溶け込んでいるという印象です。
もちろんクリーンヴォーカルも違い、Alissaはこぶしが効いてた印象ですが、Vickyは透き通るような優しさ。
コレは好き嫌いだろうな~。
私はArch EnemyでのAlissaを観たことがあり、彼女は一番好きなヴォーカリストの一人ですが、アレはホントにマジでカッコよかった…
Vickyも是非観てみたいですね。
(というか絶賛日本ツアー中らしいな。)
確実にエクストリームなんですが不思議と聴きやすく、気持ちいいというか、「コレいいな~かっこいいな~」とどの曲でも思わせてくれます。
特にイントロで「お、よさそう!」ってなるね。
後半に緩い曲調のものが多かったのはなるほど、という感じ。
そういえばなかったな、と後から思ったけど、バラード調はよりVickyのヴォーカルが光る。
ラストトラックが8分の長編だったのも面白い。8分の中で抑揚がありここまでのこのバンドの総括という感じ。
アルバム全体としてもこのバンドのいいところがふんだんに詰め込まれ、新生ではありますが、The Agonistを試しに、という方にはオススメです。
個人的お気に入りは#1、#3、#7、#9かな。
なんというかカナダのバンドってクオリティが高いバンドが多いんだよな…
クオリティが高いものしか手元にないだけかもしれないけど…
久しぶりにエクストリームなのが来たからちょっとテンション上がりました。
やっぱりメタルは幸せを呼ぶからみんな聴こうな。
おわり。