The Agonist - Once Only Imagined
さて今回は、
The Agonist 第3弾!
タイトルは「Once Only Imagined」。
バンドのことは過去のレビューを見ていただいて、今回のアルバムは第3弾にしてやっとデビューアルバム。
順番明らかにおかしいですが、まあいいじゃん。
Vo.はもちろんみんな大好きAlissaです。
それじゃあ、いきましょー!
トラックリスト
#1 Synopsis
#2 Rise And Fall
#3 Born Dead, Buried Alive
#4 Take A Bow
#5 Trophy Kill
#6 Business Suits And Combat Boots
#7 Serendipity
#8 Memento Mori
#9 Void Of Sympathy
#10 Chiaroscuro
#11 Forget Tomorrow
しょっぱなから文句なし、不穏な雰囲気のSEから畳みかけるようなブレイクダウン。
#1⇒#2の流れですでにお腹いっぱいだ…
もちろんセカンドアルバム「Lullabies For~」で、Alissaの表現力は増しているのだけど、デビューアルバムの時点でコレなら十分すぎるくらいでしょう。
曲調については、やはりギターがメロディアス。
ただ、「Lullabies For~」はクラシカルでメロデス的な曲調が目立ちましたが、このアルバムはどちらかというとブレイクダウンが強調されており、ギターのフレーズもメロディックメタルコア寄りですね。
元々メタルコアだったけど、セカンドではメロデスにも路線を広げた、という感じでしょうか。
ジャケットでは黒い化け物みたいなのが、白い女性を抱き込んでいますが、曲のタイトルにも「Rise And Fall」「Born Dead, Buried Alive」などがあり、「対照」をテーマにしているっぽい。
(ちなみに#10の「Chiaroscuro」はイタリア語で「明暗」を意味するそう。アコースティックから歪みに変わるインスト曲です。)
Alissaのヴォーカルスタイル(デスとクリーンの使い分け)を意識してかな。
#2は必聴、#6と#11もオススメです。#9なんかはこのアルバムの中では少し明るめで聴きやすいかも。
「Lullabies For~」と比較すると、少し暗めの曲が多く、テンポチェンジも多用されているので、若干聴きづらさがありますが、メタルコア好きには納得のアルバムと思います。
最近少し忙しくてレビューのペースが落ちておる。。。
聴く前は「めんどくせ~」って思うけど、やってみるとすげー楽しいんだよな。
まるで修学旅行の準備期間のような。
…旅行行きてぇな…
おわり。