Amelie - グッバイ & ハロー
こんにちは。
さて、今回は日本の若手ロックバンド、
Amelie
です。
当ブログでたまに現れるいわゆる邦ロック。
今は亡きmixiでメンバーを募集し、eggman関連のオーディションでグランプリを獲得、テレビ番組のタイアップにも起用されながら徐々に人気を獲得しているまさに今風のバンドです。
メンバーがJAMやSHAKALABBITSのファンということで、バンド体制も彼らと同じ女性Vo.と男性陣のバッキングです。
聴くのは1stフルアルバム「グッバイ & ハロー」。いきましょー!
トラックリスト
#1 honey
#2 メグリメグル
#3 手紙
#4 グッバイハロー
#5 月夜に君とランデヴー
#6 WONDER
#7 et
#8 parade
#9 アネモネ
#10 GuruGuru
#11 ヒーロー
#12 monster
ピアノイントロが印象的なほんのり切ないロックチューンでスタート。
Vo.のmickも前述の例に漏れずSHAKARABBITSを敬愛しているということで、非常にUKIに雰囲気が似ています。
#2は雰囲気変わってちょっとハードな四つ打ち&裏拍のスピードチューン。
と思えば#5ではある意味対照的な、後ろノリでビートが途中で切り替わる不思議な雰囲気、#9はメロコアチューンとバリエーションは豊富なよう。
思いの外、哀愁漂うエモい雰囲気やハードなものが多く、#8や#9なんかはどちらにもなさそうなナンバーです。
どれもキャッチーなメロディでポップなロックチューンかつ、やはり派手過ぎないけれどもオルタナティヴで器用なアレンジが随所に見られます。
テクニカルではないものの基本的に演奏やアレンジは優秀で、コレがまさに今風のバンドですね。
また、ピアノやオルガンなどキーボードもよく登場し、メインフレーズを担っていたりと結構重要な要素として曲を彩っています。
メンバーにキーボーディストはいないようなのでサポートかな?
#7なんかはピアノ主体のインストで、フルアルバムの真ん中にこの手の曲を持ってくるの、なかなか珍しい気がします。
前述のインスピレーションを受けているバンドからして、結構キラキラポップな感じを想像していましたが、ハードとまでいかないものの、マイナースケールでちょい歪み多めのものも少なくない。
この手のバンドは「女性ヴォーカルをメインで押し出していこう」みたいなコンセプトが多かったりしますが、バッキングがハードめのためかmickだけが目立ち過ぎないのがポイント。
彼らのただの二番煎じにはならず、mickの声でほんのりイメージは想起させながらも、より今風でちょっとハードな作品となっています。
結構その辺意識してるのかな?
でもせっかく優秀なキーボードが入っているので、ピアノバラードなんかあったらもっとよかったのかな、と思ったり。
というかスローテンポの曲がなく、せめてロックバラードがあったらより楽しめたかも。
現在も活動中で定期的にリリースもしているようなので、今後の作品に期待ですね。
邦ロック好きな方は是非チェックしてみてください。
今朝の5時なんですけど、普通に日中つらいやつだな。
みんなは私みたいにならないようもっとちゃんと生活してくださいね。
おわり