Airbourne - Black Dog Barking
こんにちは。
さて、今回はオーストラリアの若手(?)ハードロックバンド、.
Airbourne。
オーストラリアといえばちょっと前にTonight Aliveのレビューをやりましたが、意外といるもんだねオーストラリア。
そしてオーストラリアン・ハードロックと言ったらAC/DC!
確実に影響を受けているに違いないのですが、だとしたらめちゃめちゃタイプな気がする。
期待していきましょ!
トラックリスト
#1 Ready To Rock
#2 Animalize
#3 No One Fits Me (Better Than You)
#4 Back In The Game
#5 Firepower
#6 Live It Up
#7 Woman Like That
#8 Hungry
#9 Cradle To The Grave
#10 Black Dog Barking
#11 Jack Attack
#12 You Got The Skills (To Pay The Bills)
#13 Party In The Penthouse
#14 Raise The Flag [Live]
#15 No Way But The Hard Way [Live]
#16 Cheap Wine & Cheaper Women [Live]
しょっぱなから「Ready To Rock」とかいうロック全開。
母国のビッグネーム「AC/DC」を彷彿させる、骨太型ハードロック
と書かれていますが、まさにそれ。
ギターの歪具合といい、縦ノリ感といい、Vo. Joel O'Keeffeの声のしゃがれ具合といい、ハードロック以外の何物でもない。
Buckcherryは骨太ながらも比較的モダンなサウンドを聴かせてくれましたが、こちらはアルバム一貫して地に足ついた不純物を一切取り除いた王道ハードロック。
(もちろんBuckcherryが不純というわけではなくね。)
コーラスワークはこちらもイギリスの偉大なハードロック、Def Leppardを連想させますね。
それにしてもタイトルトラックが10番目とはかなり焦らされたもんですが、悪く言えば抑揚なく突き進んできたここまでにも関わらず、「キタキター!!」と思わせるハードロックサウンドには感服です。
オリジナル盤ではこの#10がラストトラックですが、今聴いているのはデラックスエディションかつ日本盤ボーナストラック付きという、生活までハードロックに染まりそうなくらいボリューム満載なバージョン。
ライヴ録音も収録されており、こちらもCD音源と変わらぬ骨太サウンド。来日経験アリのようで、機会があればぜひぜひお目にかかりたい!
こちらはサードアルバムで、2013年にリリースされたみたいですが、このご時世にこんな時代遅れの音楽(誉め言葉)やってるバンドがいるとは…
でもビルボードチャートではどのアルバムもいいとこまでいってるし、まだまだHR/HMも捨てたもんじゃないかな?
少なくともこのバンドが一定の評価を受けているのは間違いなし。
トラディショナルなハードロック好きは一聴の価値あり、です!
…また持てない音楽を聴いてしまった…
今年このままでいいのかな…
おわり