All Time Low - Dirty Work
こんにちは。
さて、下半期一発目は先日このレビューにポップさを取り戻してくれた、
All Time Low
です。
聴くのは前回レビューした「Nothing Personal」に続く四作目「Dirty Work」。
前作よりも多少売上は落ちているものの、本国以外でのチャート成績をぐっと上げ、よりグローバルな人気を得た作品。
実はこのアルバムにすごくハマった曲があるので、期待大です。
いきましょー!
トラックリスト
#1 Do You Want Me (Dead?)
#2 I Feel Like Dancin'
#3 Forget About It
#4 Guts (Feat. Maja Ivarsson)
#5 Time-Bomb
#6 Just The Way I'm Not
#7 Under A Paper Moon
#8 Return The Favor
#9 No Idea
#10 A Daydream Away
#11 That Girl
#12 Heroes
何を隠そう#1が前述のハマった曲のひとつ。
心地よいアルペジオから始まり、とびきりポップなメロディと、掛け合いのあるサビ、いかにもポップパンクらしい若さ溢れる歌詞。
一曲目から彼らのポップセンスを見せつけ、しかもコレ、シングルじゃないんだよな。こうなれば捨て曲ないと見ていいでしょう。
続く#2が第一弾シングルで、こちらはなんとWeezerのRivers Cuomoとの共作。より洗練されたキラキラポップで思わず体を揺らしてしまう。
全体的にシンセが多くなり、アレンジもより効果的に作用しつつ曲に馴染んでおり、前作からステージをひとつ上げてきたな、という印象。
#4ではスウェーデンシンガー、Maja Ivarssonとのフィーチャリング。The Soundsというインディーロック系のバンドのヴォーカリストだそう。
続く#5もシングルカットですが、その次#6が俺の推し曲。サビで思わず「オ~」って言っちゃうんだよな。
というかどの曲でもそんな感じで歌わせるようなフレーズや掛け合いが多く、とにかく「盛り上がろうぜ!」みたいなナンバーがほとんど。
ライヴ意識もあるでしょうが、ジャケでシャンパン開けてるくらいですから、この作品のひとつのテーマなのでしょう。
そしてやはりキラキラポップながら今回も中音域がしっかりしてる。シンセが多用されている分、その活躍が引き立ちますね。
曲調こそ様々なタイプながらも、終始彼ららしいポップで埋め尽くされており、それでも疲れることなく楽しむことができました。
今回もMatt SquireとButch Walker、二人の確かなプロデューサーが就いており、飽きさせない華やかな曲作りやアレンジに大きく貢献しています。
ちょっと胸やけしてしまいそうなくらいポップネス全開ですが、洋ロックの入門的なアルバムとしては最適ではないでしょうか。
ポップロック好きは必聴です。
このブログ、一応年に100レビューという目標があるのですが、2019年は先月まででちょうど50レビューできたので、ひとまず上半期はクリア。
冒頭で"どこに需要があるかわからない"と言いつつも、最近は100PVを超える日も増えてきてありがとうございます。
残り半年もたくさんのいい作品と出逢えるといいな。そして皆さんの出逢いのきっかけになれば嬉しいです。
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
おわり
- アーティスト: オール・タイム・ロウ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2011/06/08
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