Voodoo Glow Skulls - Firme
おはようございます。
さて、今回はスカコアの帝王、
です。
このジャンルといえばまず名前が挙がる代表的なバンドのひとつですね。
前回はメロコア代表Rancidでしたが、コレはなにかの運命か…?
聴くのは代表作「Firme」。スカコアの名盤としても名高い作品で、ぶち抜かれた人も多いはず。
期待していきましょ!
トラックリスト
#1 Shoot The Moon
#2 Closet Monster
#3 Charlie Brown
#4 Drunk Tank
#5 Jocks From Hell
#6 Trouble Walking
#7 Give Me Someone I Can Trust
#8 Empty Bottles
#9 Fat Randy
#10 Thrift Shop Junkie
#11 El Coo Cooi
#12 Method To This Madness
#13 Construction
#14 Malas Palabras
#15 Nicotine Fit
#16 Land Of Misfit Toys
このバンドの最大の特徴は「ヘヴィさ」、コレでしょう。
スカコアというと「スッチャスッチャ♪」と明るくて愉快な雰囲気ですが、このバンドは違う。
ドシっと構え、でももちろんメロディックなフレーズはキメて、そしてハードコア。
もともとホーン部隊はおらず、「単純な音に飽きた」のが理由で導入したそう。
ロック/パンク主体ながらも、ホーンをがっつり押し出していくことで、スカコア代表でありつつ、唯一の存在として君臨し続けているのでしょう。
てか、ホーン部隊どうなってるんだ。#1、#4あたりの細かいフレーズがすごすぎる。こんな器用なホーンを聴けるのもバンドだけだ。
そしてほとんどの曲が1分半~2分半というこのスピード感。前ノリツービートでガンガン進んでいき、首が止まらない。
でも前述のホーンしかり、このスピード感でどっしりとした演奏。
パンクというジャンルはシンプルさが求められることが多いですが、ジャンルもあるでしょうが、このバンドの音圧は他のパンクにはない。
ギターやベースの気の利いたイカシたフレーズが時々飛び込んでくるんだよな。聴いてて楽しいし、ホントにかっけぇ。
コレが帝王。
スカコアだけど、ただのスカコアじゃない。普通のロックに飽きちゃった人、聴いてください。
実はこのアルバム1年前くらいに一回聴いて、かっけぇなと思ったんですが、レビューのために今回聴いたら、やっぱかっけぇ。
いい作品は何度聴いてもいい作品。
まあ私はこれからレビューしていく作品が多すぎて、何度も同じ作品を聴いていくことは難しいんですが…
ひとつひとつを大事にしていこうな。
おわり