Animosity - Animal
こんばんは。
Animosity
です。
残念ながら2009年に解散してしまいましたが、このジャンルでは一定の支持を受けているバンドのひとつで、デスグラインドという形で紹介されることもありますね。
聴くのは3rdアルバム「Animal」。本場アメリカのサウンド、期待です。
いきましょー!
トラックリスト
#1 Terror Storm
#2 Tooth Grinder
#3 Bombs Over Rome
#4 Evangelicult
#5 Animal
#6 Plunder Incorporated
#7 Operating From The Ditch
#8 You Can't Win
#9 Progression In Defeat
#10 Elucidation
#11 A Passionate Journey
Vo. Leo Millerの咆哮の直後、飛び込んでくるブラストビート。
いや~たまらんですね。
グラインドコアの勢いをベースに、メロディックとは言わないまでも、アグレッシヴでテクニカルなリフがガンガンかき鳴らされ、なるほど、コレがデスグラインドってヤツか。
デスメタル寄りのグラインドコアというイメージですが、よりニュースクール。
複雑でテクニカルな展開かつ音圧バチバチなので、聴きごたえ抜群。
似た系統だと過去にExhumedやAll Shall Perishなどをレビューしましたが、目まぐるしく展開していくので、それらの中でも飛びぬけてスピード感があります。
そもそも作品全体で30分未満というハードコアさ。#4なんか曲長が4秒です。
表題曲の#5や#6では短くはあるもののメロディックなギターソロも聴け、ただ突っ走るだけでなく聴かせにくる部分も。
#8でもバシバシ進んでいく中に、ふとメロディックなフレーズが飛び込んできたり、かと思えば#10はエクスペリメンタルとも言える破天荒なハードコアだったりと、ただ突っ走るだけじゃなく緩急つけてくるところがニクイ。
ラストの#11は泣きのギターソロで唸らせられました。こいつらタダ者じゃねえな…
とにかく作品を通して休むまもなく音が鳴り続け、展開し続けるので、あっという間。気を抜くと首を置いていかれます。気を付けて。
エクストリームメタル界の中堅的な立ち位置として、界隈を先導していってほしかった、残念です。解散が悔やまれます。
かなり現代的なテクニックとエクストリームさを持つ確かな作品。エクストリームミュージック好きなら一聴の価値ありです。
先日のDark Funeralもでしたが、エクストリームメタルはやっぱいいな。
みんな聴かず嫌いはやめてメタルを聴こう!
俺も西野カナ聴くからさ…
おわり