Dark Funeral - Angelus Exuro Pro Eternus
こんにちは。
さて、今回はブラックメタルといえばこの人たち、
Dark Funeral
です。
ブラックメタルの聖地、スウェーデンはストックホルムのバンドで、このジャンルの代表格のひとつです。
このジャンルはAlghazanth以来か…約5か月ぶりです。
2016年にはLOUD PARKで来日しており、その時観させてもらいました。
いや~~、楽しかった。
聴くのは5作目「Angelus Exuro Pro Eternus」。ラテン語のようで、英訳すると「Angels Burned For Eternity」。
サタニズムど真ん中のタイトルです。
思想・言動・音楽性、何から何までブラックメタルで恐ろしいですが、聴いていきましょー!
トラックリスト
#1 The End Of Human Race
#2 The Birth Of The Vampiir
#3 Stigmata
#4 My Funeral
#5 Angelus Exuro Pro Eternus
#6 Demons Of Five
#7 Declaration Of Hate
#8 In My Dreams
#10 Goddess Of Sodomy [Live]
#11 666 Voices Inside [Live]
最初から完璧。OK!!!!!
高速トレモロとブラストビート。不穏な曲名。首が止まらん。
#2ではさらにエクストリームさが増し、よりテンションが上がります。
#1で人類は絶滅し#2で吸血鬼が誕生するわけですが、ココで終わらずまだまだ続く…
タイトルの流れを見る限りコンセプトアルバムっぽい感じもします。
アマチュアのブラックメタルとかだと中音域がスカスカだったりして、それはそれで好きなんですが、さすが大御所バンドは違う。
太鼓それぞれのアタックがしっかりしてるし、低音から高音までをしっかりそれぞれのパートでカバーしてる。
ヘヴィさは速さが強いわけではなく、むしろ冷淡ささえ感じされるにも関わらず、とにかく音が怒涛のように流れ込んできてものすごい迫力。
Vo.のEmperor Magus Caligulaも歌っている顔が思い浮かぶような、ド迫力の残虐的なヴォーカルです。
ライヴで観た時も同じように「ああ、コレがホンモノのブラックメタルか…」と感動したものです。
ライヴでは#3、#4を演奏していましたね。#3は盛り上がりました。
「Stigmata!!!」
特定の宗教圏では危ないな。
#4や#8は比較的メロディックでなかなか聴きやすい。(?)#6ではなんとギターソロまで拝めます。必聴。
全体的にメランコリーな雰囲気ながらその中でブルータルだったりメロウだったりと、起伏を楽しめる作品にもなっています。
#10、#11は日本盤ボーナス。#11はLOUD PARKでもやっていました。4thからのナンバーですが、ライヴの定番かな?
ファストブラックど真ん中の激アツナンバーです。
ブラックメタル好きなら必聴。首だけ鍛えておいてください。
久しぶりに飛びぬけてエクストリームな音楽を聴いて、非常によかった。
この、首を細かく上下する感じ、自分が還ってきたなという感覚です。
メタルはいいぞ。
おわり