Alice Cooper - Trash
こんにちは。
さて、今回はアメリカのロックスターといえばこの人、
ショーとロックの融合を試み、成功した人物として有名で、「ショック・ロック」と呼ばれたりしていますね。
80年代に活躍したHR/HMのアーティストたちにもファンが多く、特徴的なメイクも印象的で、ビジュアル系のルーツのひとつともされています。
聴くのは解散後の復活作としても知られる18作目のスタジオアルバム「Trash」。
18もアルバムを作ってなお、ヒット作を生み出せるのは本当にプロですね。
恐らくどタイプのハードロックだな~。
期待感高まります、いきましょー!
トラックリスト
#1 Poison
#2 Spark In The Dark
#3 House Of Fire
#4 Why Trust You
#5 Only My Heart Talkin'
#6 Bed Of Nails
#7 This Maniac's In Love With You
#8 Trash
#9 Hell Is Living Without You
#10 I'm Your Gun
#11 Cold Ethyl (Live)
#12 Ballad Of Dwight Fry (Live)
期待通りの縦ノリハードロックでスタート。
特有のダミ声とアメリカン・ハードロックを象徴する歪み、そしてコーラスワークが気持ちいい。
いや~正しい音楽は気持ちいいなあ~。
私にとってこの
「明るさがあって、中音域が強調されるギターの歪みで演奏され、
綺麗なコーラスワークがある、ミドルテンポの縦ノリハードロック」
は完璧に気持ちいい音楽なんですよね。
アメリカではこの手の音楽がかなりウケる傾向にありますが、過去にレビューしたBuckcherryやNickelback(はカナダのバンドだけど…)あたりは確実にこの流れを汲んでいるでしょう。
そしてこのアルバムの注目すべき点は、たくさんの豪華なゲストを迎えているところ。
#5では同時期に活躍し、今でもロックスターの一人であるAerosmithのSteven Tylorがゲストヴォーカルで参加。
サビでハードロックファンにはたまらない夢の共演を果たしています。
また、#3でも同バンドのJoe Perryが彼特有の渋いプレイを聴かせてくれ、#8、#9ではSteve Lukather、Tom Hamilton、Joey Kramerが参加しており、アルバムでAerosmith全員が登場するという豪華さ。
#9には当時Bon Joviで活躍していたRichie Samboraも参加しており、曲調はスローテンポながらもパワーのあるバラード。
ギターソロどっちが弾いてるんだろ。めちゃめちゃ渋くてたまらん。
というか今Richieは何をやっているのだろう…
また、綺麗なコーラスワークはたくさんのゲストにも支えられているようで、この人を集める力もがAlice Cooperの強みですね。
時折テンポを落としたバラードをはさみながら、アルバムを通して「正しいハードロック」を聴かせてくれ、彼の十分すぎるくらいのキャリアを存分に発揮した非常に聴きやすく楽しめる作品となっています。
ハードロックは結構久しぶりでしたが、やっぱりイイ。
最近はフリートラック作ったりするのでヒップホップよく聴いてたりするんですが、タイプの音楽はいつ聴いてもいいなと思えるものですね。
むしろ久しぶりなほど聴くと「イイ~~~」ってなるし、コレもしかして今話題のヤバいヤツか…?
みなさんも気をつけましょうね。
おわり
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