Alove For Enemies - The Harvest
おはようございます。
Alove For Enemies
です。
Shai HaludやThe Darkest Hourに影響を受けているらしく、それに加えメンバーがクリスチャンのためか、クリスチャンハードコア/メタルコアにも分類されているようです。
2000年から活動開始し、一度解散しているようですが、また2014年から活動再開、現在も活動中のようですね。
聴くのは1stアルバム「The Harvest」。
いきましょー!
トラックリスト
#1 Prologue
#2 Angels Don't Burn
#3 Smoke Screen
#4 The Hour Of Decision
#5 The Harvest
#6 Thieves In The Crowd
#7 My Days Are Vanity
#8 Blood Covenant
#9 Cravings Of The Heart
#10 Son Of The Morning
#11 The Truth Of Trumpets
シンフォニックな雰囲気のSEの#1から、クリスチャンを感じさせるタイトルの#2へ。
先日のDark Funeralとまったく真逆の思想だ…
オーソドックスながらも少々メロディックなハードコアかつ、途中スラミングなブレイクダウンパートがあったりして、ザ・メタリック・ハードコアという感じ。ヘドバンは必須。
ハードコアというとやはり前のめりな音楽性のイメージですが、この作品ではテンポチェンジが多用されており、速いところではガンガン前ノリに、テンポが落ちるところではぐっと後ろノリになり、曲がぐっと「重く」なる。
ただ低音と歪みだけで作られるヘヴィさだけではなくて、ドゥームメタルを思わせるような「曲そのもの」の重さ。
ハードコア系統のバンドはいくつかレビューしてきましたが、ここまでグルーヴで曲調をコントロールするバンドは初めてかも。
ギターソロなどはなく、アレンジもかなりシンプルで派手さは薄いので、先日レビューしたAnimosityあたりが好きな人は若干退屈に感じるかもですが、
こちらのほうが少々メロディックではあるものの、過去にレビューしたもので言えば、グルーヴ感のメリハリはAll Out Warと近いものがあり、オールドスクールなアメリカンハードコア好きにはどストライクかと思います。
All Out Warもニューヨーク出身ということで対バンとかしてたらアツいな。
この後の作品も少し気になる。
日本での知名度はあまりないですが、ハードコアディガーなら一聴の価値ありかな。
そういえば先日、小さめの箱でライヴにちょこっと出演させてもらったんですが、向かいのビルでなかよししている男女が丸見えになっており、非常にハードコアでエクストリームな夜でした。東京怖い。
みなさんがどちら側の人なのかは存じ上げませんが、このブログを読んでいる方は大方こちら側かと思いますので、気を付けてください。
おわり