ロックを集め過ぎた人

ロックを集め過ぎたのでCDレビュー始めました。メタルが多めだけど気にすんな。

Dir en grey - GAUZE

Dir en grey第2弾!
 
聴く前から既に興奮気味でございます!
 
 
トラックリスト
1. GAUZE -mode of adam-
2. Schweinの椅子
3. ゆらめき
4. raison detre 
5. 304号室、白死の桜
6. Cage
7. 蜜と唾
8. mazohyst of decadence 
9. 予感
10. Mask
11. 残-ZAN-
12. アクロの丘
13. GAUZE -mode of eve-
 
 
記念すべきメジャー第1作目です!
 
YOSHIKIプロデュースもあってか、
前曲インスト含めPVがあるし、
最初から前作MISSAを圧倒するサウンドだし、
かなり気合入ってるみたいです。
 
僕も気合入ってるので全曲レビューしちゃうぞ!
 
 
#1  GAUZE -mode of adam-
金属音から始まるSE。
途中からバンドサウンドになり、
#2へ間髪入れず入っていきます。
この時点で前述のようにサウンド面が飛躍的にレベルアップしてるのが見てとれます。
 
 
#2 Schweinの椅子
前回のレビューで私がDECADEからこのバンドに入った旨書きましたが、
その時に最初にハマった曲が実はコレなんです。
ハードな曲とメロディアスな曲が半々くらいのこのアルバムの中でも
特にハードさというかダークさが強い曲。
「極悪で」という京のリクエストであるコーラスは
聴いたら頭離れません!
ファンなら一度はハマったでしょう。
僕のカラオケの十八番です!
ちゃんとセリフも言います!
 
 
#3 ゆらめき
3枚リリースシングルのひとつ
ここまでほぼ曲間なしでバンバンきます。
京の歌詞は結構リアルさを込めて書いてることが多いですがこの曲もそのひとつで、
かなりこだわりが感じられます。
一見優しくみえますが、でもやっぱり「痛み」というテーマは京らしいな。
 
 
#4 raison detre
ちょいオシャレなナンバー。
珍しくToshiyaとShinyaの共作ということで、
ダンスビートはこの曲くらいかな?
目立たない曲ですが、比較的メロディアスで聴きやすいですね。
 
 
#5 304号室、白死の桜
ベストアルバム「DECADE」にも収録された、
(多分)ファンには人気のナンバー。
イントロでジャーンって中に京のセリフ入ってるの良過ぎるだろ。
この曲もリアルさが溢れてて、優しいというか切ないというか。
このアルバムは個人的に「赤」の色をイメージするんですが、
この曲だけ「透明っぽい白」って感じがします。
 
 
#6 Cage
こちらもシングル。
多分このアルバムの中で#9に次いでメロディアスかな。
でも歌詞はSMがモチーフでちょい過激め。
オルゴールやらストリングスやらサウンドも結構こだわってるみたいで、美しさもある曲です。
 
 
#7 蜜と唾
個人的にかなり気に入ってる名曲!
タイトルは反転させて「つみとばつ」と読ませるなど、遊び心あります。
バースはハードめ、コーラスはキャッチーな感じで、
歌詞もエログロを前面に押し出しており、
この時のDir en greyらしい曲のひとつじゃないでしょうか?
僕もカラオケでたまに歌いますが、
以前女の子の前で歌ったら「あ〜…」ってなったので、オススメです!
 
 
#8 mazohyst of decadence
シタールが使われてる9分台の曲というクセのある曲。
このアルバムで一番京のヴォーカルで感情が爆発してるように思います。
セリフもかなり多めです。
中絶や虐待をテーマにした曲は何曲かありますが、
この曲はなんか特に心が痛くなります。
歌詞に「Cageの僕」と出てきたり、タイトルといい、繋がってるぽいですね。
 
 
#9 予感
キターーーー!って感じですよホント。
今のDir en greyじゃ考えられないほどポップな曲ですが、
未だにファンも多い曲でしょう。
「女医」というテレビドラマの主題歌になったそうです。
マジでハマったよ、僕も。
ギターソロも最高過ぎる。
歌詞は恋愛モノですが、さすがの京で、不倫とか浮気とかですかね。
さすがにカラオケで歌うときにセリフ言うのは恥ずかしい…
 
 
#10 Mask
ハイテンポの縦ノリ系。
どちらかというと「鬼葬」を感じさせる曲です。
鬼葬のほうが少しヘヴィかな?
個人的にはこのアルバムの中では目立たない曲と思っていましたが、
改めて聴いてみるとなかなかいいぞ。
 
 
#11 残-ZAN-
Mステを恐怖に陥れた問題作
#2が「極悪」だとしたらこちらは「最狂」ですな。
ブラストビート、とまではいかないですが、バスとスネアの連打は首持ってかれる。
あの時の見た目でこの曲やったらそりゃ子供が泣くよ…
23thシングル「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」で再録されましたが、
そちらもヤヴァい。
コレにヘヴィさが加わってかなりイケてるので是非。
ライヴで観たい!
 
 
#12 アクロの丘
シングル曲。
一応ラストトラックではありませんが、
#13のSEに繋がっており実質締めの曲ですね。
ここまでなんだかんだロック感の強い曲ばかりでしたが、
これは割と本格的なバラード曲。
バイオリンが入ってるのかな?
アクロとはアクロポリスからきているとのことで、
歌詞に出てくる丘のイメージに一番近いからとのこと。
歌詞も切なさを感じさせてくれ、
ここまでアドレナリン出まくりだったのを
最後に落ち着かせてくれる曲です。
 
 
#13 GAUZE -mode of eve-
#1と対になるSE。
トラックの長さは5秒程度ですが、
アクロの丘の後半部分からすでに始まっているようです。
アクロの丘で切なくなったのもつかの間、ダークさを残し終了します。
 
 
 
…いや〜名盤だー!
 
前作をパワーアップさせてきており、期待を裏切らずいいアルバムでした。
 
初期のDir en greyのスタンスを決定づけたわけですが、
いつのまにか自らぶち壊していたのはまた先の話…
 
 
気合入れ過ぎてつい長くなってしまったな。
それほど良かったんだよ…
 
 
次は「MACABRE」。
 
お楽しみに〜!
 
 
おわり。
 

 

 

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