Forever The Sickest Kids - Underdog Alma Mater
こんばんは。
今回はアメリカのポップパンク、
Forever The Sickest Kids
です。
アメリカポップパンクがよく登場するこのブログですが、このFTSKも代表的なバンドのひとつですね。
2013年にサードアルバムを出して以来作品を発表しておらず、活動もまちまちな感じになっているようですが、2020年現在一応活動中の模様。
今回聴くのは1stアルバム「Underdog Alma Mater」。
そこそこ売れた作品のようで、キラキラな感じを期待。
いきましょー!
トラックリスト
#1 Whoa Oh! (Me Vs. Everyone)
#2 Hey Brittany
#3 My Worst Nightmare
#4 Believe Me I'm Lying
#5 The Way She Moves
#6 She's A Lady
#7 Uh Huh
#8 Phone Call
#9 Breakdown
#10 That For Me
#11 Coffee Break
#12 Catastrophe
#13 Give And Take (Remix)
#14 Hurricane Haley
ハイハットのカウントを皮切りに、予想通りのハツラツとしたポップパンク。サビの「オーオー、オーオー!」がいいね。
アメリカンポップパンクはよく登場すると言いつつ、こんなキラキラしたのはAmarican Hi-fiの「The Art Of Losing」以来5ヵ月ぶりか。
Anarborはちょっとガレージな雰囲気があったので、このポップ全開な感じは新鮮だ。
シンセが多く使われているのもキラキラ感を感じさせる大きな要因となっていますね。
上物に多才な音色が使われているだけでなく、パーカッションにも多く使われていたりスクラッチが導入されていたりと、多彩に曲を彩ります。
#1、#6、#9がシングルですが、その他のナンバーもシングルカットできそうなくらい盛り上がりのあるナンバー。
ちなみに#6はちょっと他よりもキラキラ控えめ、ロックサウンド中心で、しっかりバランスもとってます。
これだけキレイに派手に入れてくるだけあって、当時はKent Garrisonというメンバーがキーボードを担当しており、6人編成だったよう。(現在はその彼とギターのMarc Stewartが脱退し4人編成)
Kentはセカンドの時点で脱退していますが、以降はメインヴォーカルのJonathan Cookが引き継いだよう。
また、ヴォーカルはJonathanをメインとして、ベースのAustin BelloとギターのCaleb Turmanも担当。
目立った掛け合いは見られませんが、バックコーラスや合いの手は頻繁に登場し、盛り上げに一役買っています。
バラードらしいバラードは#11のみですが、ラスト前に一個だけ持ってくるというのはなかなか。
普通もう何曲か入れるもんですが、ゆるめることなく盛り上げたところでふっと落ち着かせるとはニクイ演出です。
#13と#14はボーナストラック。前述のシングルに収録されている楽曲で、#13はここまでにはなかったほんのりシリアスなナンバー、#14はシャッフルビートで優しいシンセが光るらしいナンバー。
共にこのアルバムに組み込まれていてもおかしくないナンバーです。
どの曲も3分前後にまとめられ、聴きよいナンバーが並ぶ非常に耳に優しい一枚。
どこを切り取ってもポップで、いい作品です。
前述のAmerican Hi-fiに加え、All Time Lowなんか好きな人にはオススメです。
アメリカといえばポップパンク、というのはあながち間違いではないと思うんですが、やはり聴いていて気持ちいいというか心が上向くね。
沈むような音楽もいいけどたまにはこういうのも聴かないと人間ダメになるな。
気をつけよう。
おわり