POTSHOT - Pots And Shots
こんばんは。
さて、今回は日本のスカコアバンド、
です。
残念ながら2005年に解散してしまっていますが、日本のスカコアを語る上で必ず通るバンドのひとつですね。
聴くのは1stアルバム「Pots And Shots」。
スカコアはVoodoo Glow Skullsの「Firme」以来半年ぶりです。
ヤツらはかなりヘヴィな感じだったけど、ジャパニーズ・スカコアはいかに。
いきましょー!
トラックリスト
#1 We Are Potshot
#2 Someone To Lean On
#3 Radio
#4 Handle
#5 Time
#6 Since Yesterday
#7 Anytime
#8 Clear
#9 Under The Blue Sky
#10 Tears Of A Clown
#11 In Hi-Fi
#12 Not Worth Your While But Worth My Life
#13 Mexico
#14 Change
#15 Overflow
「モシモシ、トーキョーカラ、ポットショットデスヨーーー!!!」
タイトルといい、しょっぱなからパンキッシュなノリをありがとう。
ッチャッチャとスカのビートに明るいホーンがきて、孤独の年末が明るくなります。
VGSがテクニカルなホーン隊がバッキングを彩っていたのに対し、こちらはシンプル。
特に歌の後ろではフレーズをところどころに差し込んでくる程度で、逆にイントロでは旋律を担当し、引っ張っていく感じ。
ヘヴィさよりも明るさメインで、クリーン部分も多く、歪みも強くないのでポップパンク的なキラキラ感も感じさせます。
もちろんメロコアベースのスピード感満載の曲もあり、ちょこっとヘヴィなリフが出てきたり、掛け合いもしばしば登場するなど、15曲の中で多彩な表現を打ち出しています。
#13は特に曲中でメタリックだったりジャジーだったりといろいろなアプローチが見られ、聴きどころ満載です。
ベースが結構抜けてくるのですが、意外と細かいフレーズ弾いてるのもグッド。
個人的には#8と#15のベースのアレンジはかなりタイプです。
他の曲でも曲を引っ張るくらいのフレージングがあるので要チェック。
どうやらこのバンドの作品の中でも結構評価が高いようです。
初期衝動みたいなものが詰まっているからかな?
解散後も2013年以降は幾度かライヴを敢行している模様。
スカコアはライヴが楽しいイメージなので、機会があればお目にかかりたいものですね。
どの曲もかなり聴きやすく、ノリやすいので初心者にオススメ。
スカコアってどういうジャンルなんだろう、という人はここから入ってみるといいかも。
レビューは一日に何回やってもいいものだね。
明日も2記事やるぞい。
おわり