Paramore - All We Know Is Falling
こんばんは。
さて、今回はアメリカのポップパンク／エモバンド、Paramoreです。
昨今は女性ヴォーカルのポップパンクバンドが流行っています（？）が、その中でも初期のほうから活躍していたバンドのひとつですね。
聴くのはデビューアルバム「All We Know Is Falling」。
デビューアルバムにも関わらずゴールドディスクを獲得しているようで、期待感高まりますね。
それじゃいきましょー！
トラックリスト
#1 All We Know
#2 Pressure
#3 Emergency
#4 Brighter
#5 Here We Go Again
#6 Never Let This Go
#7 Whoa
#8 Conspiracy
#9 Franklin
#10 My Heart
#11 O' Star
#1は結成メンバーのベーシストが脱退したことについての曲ということで少しシリアスな雰囲気。
ポップパンク系統のデビューアルバムとしては結構攻めてるな、という印象。
その後も少々粗削りな歪みで太めのサウンドを演出しており、コレは好みが分かれそうなところ。
当時はまだメンバーが10代だったことを考えると若々しいサウンドだな～と感じるとともに、粗削りとはいえ、10代でこんながっしりしたサウンドをプレイしていたのを考えると驚きです。
特にHayleyは、10代のデビューアルバムとは思えないほどのびのびとしたヴォーカル。ポップパンク界の代表的な女性ヴォーカルとして活躍しつづけているだけあります。
アレンジもあまり凝ったものではなく、かなりシンプルにまとめていて、グルーヴ感への意識が強い。
以前レビューしたTonight Aliveと系統は似ていますが、こちらのほうがストレートでパワフルな印象。
シンプルさはパンクゆずりですが、ミドルテンポかつ後ろノリで落ち着いたが多めなので、スピード感や盛り上がりの面では少し物足りない部分も感じました。
でもデビューアルバムとしてはかなり完成度高い。今後のアレンジ・サウンド面の洗練とより突き抜けたポップネスを期待したくなる作品でした。
同じパンク系なのにこの前レビューしたOperation Ivyと作風がまったく違うの、音楽のジャンルの分岐の面白いところだよね。
これだからロックはやめられねえぜ…
まあやめたりするものでもないけども…
おわり
- provided courtesy of iTunes
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