The Agony Scene - The Darkest Red
こんにちは。
今回はThe Agony Sceneというアメリカのメタルコアバンドのセカンドアルバム「The Darkest Red」。
随分前から持っていたけど、アメリカのバンドということも、メタルコアバンドだということも今知りました。
手当たり次第取り込んだもんで…
あまり情報もないのですが、iTunesではReligiousにジャンル分けされており、どうやらクリスチャンメタルコアのようです。
ひとまず聴いていこう!
トラックリスト
#1 Prelude
#2 The Darkest Red
#3 Scars of Your Disease
#4 Screams Turn To Silence
#5 Sacrifice
#6 Prey
#7 Procession
#8 Suffer
#9 My Dark Desire
#10 Scapegoat
#11 Forever Abandoned
#12 Devilock
#1のSEでかなり不気味な雰囲気を漂わせ、スネア連打とともに#2の表題曲へなだれ込む。
よくあるパターンではありますが、いい意味で王道まっしぐらで一安心。
というか聴き進めていくとレベルは確実に一定以上だと分かる。
Vo.のMike Williamsの咆哮ともいえるスクリームはかなりエモくてイケてるし、ところどころ登場するクリーンヴォーカルもクール。
バッキングのグルーヴ感も完璧だし、ヘヴィなブレイクダウンやメタルリフからMichael Amottにも劣らない叙情的なフレーズまで弾きこなしている。
表題曲の#2のサビの裏のギターとか#3のイントロあたりはたまらん!
この手のジャンルでは全部の音がしっかりまとまりグルーヴを大事にしつつ、ギターは目立ち過ぎない程度にメロディアスに、ヴォーカルはいかにアグレッシヴか、が重要と思っていますが、それを体現しているバンドと言えるでしょう。
一貫してブレイクダウンと叙情的なギター、アグレッシヴさとクールさを兼ね備えたヴォーカルで構成されていおり、無駄がない。
ありがちといえばありがちで抑揚も薄目なアルバムではありますが、メタルコア作品としては十分過ぎる出来といえるのではないでしょうか。
ギターがメロディアスなので、メロデス寄りが好きな人にはかなりオススメです。
と、洋楽盤の日本語解説ぽいべた褒め感を出してみました。
いつか俺も書いてみたいな~とか思ってる内にCDの時代は終わってしまうのだろうか…
解説読むのもひとつの楽しみだし、そのバンドを知るきっかけになるので、何かの形で残ってほしいものです。
おわり